商品ラベルシールの製作
沖縄の調味料、コーレーグース用に作った商品ラベルです。通常のコーレーグースは泡盛に唐辛子を漬け込んでいますが、この商品の特徴は薬味であるノビルも入っていること。
- ラベルの高さは約9cm。高さ15cmの角瓶の側面に張ります。
- 開発元がサトウキビ七変化シリーズと同じところなので、統一感を持たせるようにしています。
- 「なるべく辛さが伝わるように」という注文の元、“辛そうな赤”を10パターンほど検討、少しオレンジに近い赤に決まりました。また、商品の特徴であるノビルの緑色も映えるように写真の彩度を上げるなどの調整を施しています。
- コーレーグースに香麗薬の字を当てているところにこだわりを感じたので、この文字は目立つと同時に美しさを表現することにも気を使いました。
- 文字を目立たせるのは一般的な商品ラベルでよく使われているシャドウを入れて浮き上がらせる方法を採用。また袋文字にしたのも同じ理由から。
- 文字フォントは目立つゴシックか、美しさの明朝体かで悩みましたが、袋文字にした際、明朝体ではうろこが視認性を悪化させることが分かりました。そこでゴシック体をベースにしつつ、はね、はらいを鋭角に流すように加工しました。
- 周辺の文字についてもゴシック、明朝、楷書の3パターンを検討。商品名のフォントとの組合せも含めて20パターンくらいを比較検討しました。